家族葬ネット・今日のヘッドライン

おくやみ  2016年8月26日(金)赤口

看取りと平穏死への道(参考になる記事や書籍などをほぼ毎日紹介しています) 

記事:【延命治療】子どもの自然な死を受容するということ

■判断能力を持たない子どもの自然な死の受容について検討するにあたっては、「子どもの最善の利益」をどのように判断するべきなのか、端的にいうと「その生命維持治療は子どもにとって有益なのか、それとも耐えがたい苦痛を強いているのか」という問題を、「誰がどのように決めるべきなのか」という難しい判断が、医療現場で問われているのです。

 (本文より抜粋)

                ※平穏死の道のアーカイブはこちら>>>

家族葬ネットの「家族葬」とは

 家族葬とは、故人を通して死とは何かを深掘りする葬儀です。

 死は生のためにあり、生は死により生かされる。よりよく生きることは、よりよく死ぬことです。生と死に境はありません。死は命の器がお役目を終えるだけです。

 本来、葬儀は、死者を前にして、命の尊さを共有し、死とは何かを考えさせる儀式のはずでした。現代は司会者つきのイベントになりました。家族葬は、近しい人が故人を見守るなかで死とは何か、命の尊さとは何かを、共有する葬儀です。

 まずは、これまで施行してきた、いくつかの家族葬のカタチをご紹介いたします。家族葬の真髄は、いろいろな思いをカタチにできることです。ご参考になれば幸いです。そのあとに、葬儀、家族葬の本質に迫ります。

いろいろな家族葬

無宗教で偲ぶ家族葬

無宗教で花の葬儀「家族葬」

無宗教の家族葬でゆっくりと故人を偲ばれる方におすすめです。詳細はこちら▶

通夜をしない一日葬

花の葬儀を一日葬で家族葬

通夜をしないで、告別式だけを花の葬儀で行う一日葬の家族葬です。

「おくり名」を贈る葬儀

花の葬儀「おくり名」の家族葬

戒名ではなく、故人を讃えて贈る「おくり名」の家族葬です。詳細はこちら▶

家族葬のあとにホテル葬

花の葬儀「家族葬」のあとにホテル葬

家族葬や直葬のあとに、偲ぶ会などで社会的な別れをするホテル葬です。

ワインで家族葬

ワイン葬

家族葬には、ワインが似合います。ワイン葬で故人の思い出を語りましょう。詳しくは、こちらから▶

故人を囲む車座の葬儀

花の葬儀「サラウンド家族葬」

お坊さんも含めて皆さんで故人を囲む車座の家族葬です。詳細はこちら▶

思い出の曲で偲ぶ音楽葬

花の葬儀「家族葬」で音楽葬

故人の思い出の曲を生演奏や歌で奏でながら進める花の家族葬です。

僧侶をよばない仏式葬儀

花の葬儀「家族葬」で般若心経

僧侶を呼ばず、皆さんの般若心経で送る無宗派の仏式葬儀です。詳細はこちら▶

家族葬のあとに海洋散骨

花の葬儀「家族葬」のあとに海洋葬

家族葬や直葬のあとに最後の別れを大海原でおこなう海洋散骨「海洋葬」です。


家族葬のツボ 「人は、二度死ぬ!」

 これよりは、家族葬の共同作業に奥行きや深みをそえるヒントやスパイスをご紹介しようと思います。まずは、故人の思い出について申し上げます。

家族葬の願いを聞くサクラの花の妖精

 「ひとは死んで、残った者に記憶を残す。・・・そして、その記憶が残るあいだは、死者はそのひとのなかで生きつづける」(上野千鶴子著『おひとりさまの老後』より)

 そして、その記憶が消えるとともに、死者はもう一度死ぬ。一度目は、肉体との別れ、もう一度は記憶との別れ。このことをあるお坊さまは、「人は二度死ぬ」と比喩(ひゆ)されました。

 家族葬で、先立つひとを偲び、いとおしみ、いつくしみ、その思い出をこころのなかに深く刻みこむことができれば、たとえ肉体は滅んだとしても、ご家族のこころの中で、愛する人は生きつづけることができることでしょう。

 家族葬は、そんな作業をするために最も相応しいサイズなのです。

家族葬の流儀 「記憶の糸をあむ」

 家族葬のなかで、忘れていた記憶がよみがえることがあります。

家族葬に思いを馳せる母子の姿

 親は、子供の誕生から成長まで細かく覚えているものです。しかし、子供たちは親の人生をくわしく知りません。また人の記憶は曖昧(あいまい)なものでごございます。ご両親の思い出も、おなじ兄弟姉妹ながら年の差だけずれてくるものです。

 それぞれの思い出を手がかりに記憶の差をうめることで、知らなかったご両親の人生と愛情の深さを再確認することもあるのです。くわしくは、ブログ「家族葬の風/音の出ないピアノ」をご覧ください。

 家族葬の共同作業をとおして、忘れかけていた故人にまつわる記憶の糸を編(あ)むような作業ができれば、これ以上の供養はございません。

家族葬のファミリー花祭壇で祈る女性
家族葬の四方飾り花祭壇
家族葬の抱擁花祭壇で祈る男性

家族葬のツボ 「聖なる祈りが、時間(とき)を止める」

 つぎは「祈り」についてです。葬儀では、故人のご冥福を祈って合掌や黙祷をささげます。その「祈り」にまつわる不思議な力をご紹介します。

家族葬を見上げる少女
スルバランの絵

 家族葬の風「ある筋ジストロフィーの生涯」に詳しく書いておりますが、ある家族葬でのことです。弔問にこられた電動車椅子の少女が、不自由な手で、ぎこちなく焼香炉にお香をくめ、そっと目を閉じ揺れる手をあわせ、祈りをささげたとたんに、その場の時間が止まってしまったことがありました。参列者のみなさまもその少女の清楚で可憐なしぐさに魅せられ、ピタリと動かなくなりました。

 儀礼化、形式化した葬儀ではおよばない聖なる祈りが、その場の景色を変えてしまうことがあるのです。

家族葬の作法 「死者は聞こえている?」

 家族を失えば、さまざまな感情と思いが交差し、絡み合います。しかし、なかなか整理ができないまま時間ばかりが経ってしまいます。

 日本ではながらく、死(者)は穢(けが)れとしてみなされ、忌(い)み嫌われてきました。そのためか、死(者)との対応を計りかねているようにも思えます。

家族葬で微笑む瀬戸内寂聴さん
ウィキペディアより

 女流小説家でもある天台宗の僧侶「瀬戸内寂聴(せとうちじゃくちょう)」さまが、お姉さまを亡くされたとき、一晩中お姉さまの耳元で楽しかった思い出話をされたそうです。すると、お姉さまがにっこり微笑んだと青空説法でお話しされます。

 医学的な信憑(しんぴょう)性は定かではありませんが、死(者)との対応、対話のしかたをうまく教えてくれています。「家族葬」の作法として、見習いたいものですね。

 家族葬では、せめて一晩でも、時間(とき)をとめて静かに故人に語りかける、聖なる祈りをささげてはいかがでしょう。思わぬシグナルが返ってくるかもしれません。

家族葬のツボ 「そもそも、人は、なぜ死ぬのか?」

家族葬のツボ「死の起源」に驚く女性

 ところで、そもそも、ひとは、なぜ死ぬのでしょう? 家族葬のたびにご遺族の悲しみに誘われて、そんな疑問をいだいてしまいます。

 そんなとき、「死は生のためにある」というビックリする本にめぐりあいました。その本によると、驚くことに‥‥

    続きを読む▶▶▶

家族葬のレシピ ①     

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きょうの「ブレイクタイム」

平成28年8月26日(金)

「スイスの都市、緑化でヒートアイランド対策」

 2020年真夏の東京オリンピック・パラリンピック、大丈夫ですかね。我が家はボロ屋ながら、雑木林と都立公園などの緑に囲まれ、クーラーなくて30年、今夏も熱帯夜なし。緑のヒートアイランド対策、東京も都市構造のイノベーションという観点からみても、魅力的な対策だと思うのですが。

 記事を読む>>>

緑化でヒートアイランド対策
国連難民支援

<家族葬ネットの思い>

家族葬ネットの愛甲代表のインタビュー動画です。家族葬の表裏をわかりやすく解説しています。

<家族葬ネットの新着情報>

◉2016年4月8日 「死と終末期の延命治療」のページに「参考資料」欄を設け、「寝たきり老人がいない欧米、日本とどこが違うのか」の記事を追加。

◉2016年1月29日 「家族葬ネットのヘッドライン」を追加。

2015年10月27日 「おくやみと合掌」と「社長のぼやき」を更新。

◉2015年3月7日 全体のデザインをリニューアルしました。

◉別冊宝島「新しい葬儀の本」に家族葬ネットが紹介されました。2015年2月13日発行。

◉家族葬に似合う「ワイン葬」をアップしました。4月1日

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