■2015年2月1日発行
■題名:薬でなるというウソ
■著者:名郷直樹
■発行:ビジネス社
■降圧剤を飲む人と飲まない人では、脳卒中や心筋梗塞になる人が劇的に変わるかというと、実はたいして変わりはありません。治療効果は小さいのです。
■健康診断は受けても受けなくても死亡率に変わりはない。
■実際、健診を受けているグループと受けていないグループとで死亡率を比べたら、まったく変わらなかったという研究結果もあります。
■抗生物質は細菌には効くが、風邪には効果なし。
■風邪のほとんどがウィルス感染によるものだからです。
■抗生物質が効果があるのは肺炎など細菌による病気で、ウィルスによる病気にはまったく効果がないのです。
■タミフル飲んでも、たった一日回復が早まるだけ
■「ほとんどのインフルエンザはふつうの風邪と同じく、自然に治ってしまう」
■「根拠に基づく医療」で患者一人ひとりにベストな治療を目指す
■風邪薬は症状を無理やり抑えているだけです。
■「とりあえず薬を・・・」という医者は、そもそも疑ってかかれ!
■(エビデンス、「根拠に基づいた医療」とは)薬で言えば、効くかもしれないという仮説ではなくて、この薬を飲む人と飲まない人のケースを比較して、こういうデータが出たから服用しても大丈夫と判断する医療です。
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