家族葬の風「口コミの力」

◆    U: 渋谷区のTさんの紹介で、おたくを知ったのですが、私は飯能のUといいます、病院から母の危篤の知らせがありました。これから私は病院の方へ向かいますが、その時はお願いできますでしょうか。

     A:    大丈夫ですよ。もしもの時は、どんなことでも結構ですから、いつでもお電話ください。24時間待機しておりますから。

◆ 渋谷区のTさんは、去年の7月に葬儀を施行した練馬区のYさんが紹介してくださった方だ。そのTさんが、今度は埼玉県の飯能市に住んでいらっしゃるUさんに私たちのことを推薦してくださったようだ。
 実は、Tさん、Yさん、Uさんは住所もちがい、昔からの友人というわけでもない。ただ一つの共通点は、Rという老人病院に高齢のご両親をかかえていたことだ。
 たまたま、Yさんが私たちのことを知って、お母さんの葬儀を依頼されてきた。そのときの私たちの葬儀スタイルに感動されて、R病院でご両親をかかえていらっしゃる皆さんに宣伝してくださったのだ。

◆ その老人病院では、病院おかかえの葬儀社がいるそうだが、料金が高くて、評判が良くないそうだ。しかし、亡くなったときは、すぐに病院からご遺体を自宅に移すように病院からいわれるので、その葬儀社にご遺体の搬送をしかたなく頼むと、病院から自宅までの寝台車の中でなんとなくその葬儀社に葬儀を頼まなくてはいけないような雰囲気になるそうだ。
 また、高齢者をかかえているせいか、いろいろな葬儀社や互助会から勧誘や連絡があったりして、その病院では葬儀についてのいろいろな情報が患者のご家族の間で交わされているようだ。

◆ たまたま知り合ったYさんは、大学の講師をされていた。情報を理論的に分析するタイプでご自身が納得するまで調べ上げる性格だった。私と会ったときは、葬儀の事、宗教の事、はたまた死後の世界や霊の存在などについて、さまざまな意見を交わした。
 それは、お母さまから受けた深い愛情に対して、感謝とその思いを、最後の葬儀でどうすれば実現できるか私に聞きたかったようだ。
 Yさんが葬儀社に求めていたのは、形式的な葬儀の請け負い業者ではなく、ご自身の心の整理をするYさんとお母さまのための弔いの儀式をいっしょになって考え、実現してくれるサポーターだと思った。
 葬儀のあと、「本当にありがとうございました。母もきっと喜んでくれたと思います」といわれた。合格点をもらったと思った。その後も、分骨の手配や法要について何度か相談を受け、ご自宅にお邪魔した。

◆ 練馬のYさんと渋谷のTさんは、その老人病院で知り合った。Yさんが葬儀を終えて、入院費を支払いに病院によったとき、Tさんに私たちのことを熱烈に紹介しくださった。
 後日、Tさんからお電話があった。「Yさんから伺いました。私の母のときもよろしくお願いします」

◆ そして、渋谷のTさんは飯能のUさんから葬儀社の相談を受けたとき、家族葬ネットのことを紹介してくださったそうだ。
 
◆ お電話の翌日、Uさんのお母さまが惜しくも永眠された。葬儀の打ち合わせをした。
 近くに菩提寺はあるが、そこのお寺には頼みたくないそうだ。そこの住職が横柄で、お布施も高額の料金を請求されるようでお父さまの葬儀には莫大な料金がかかったそうだ。葬儀代金も高かったが、戒名も信士で百数十万円請求されたそうだ。これには私も驚いた。
 今回の葬儀代金は、私どもの請求が502500円、寺院式場代が150000円、火葬料5000円、料理が68000円、お布施が戒名込みで250000円、お布施もいれて総合計975500円だった。
 Uさんからは「葬儀代金が父親のお布施の三分の一以下だわ。」といわれた。
 お母さまの闘病生活が長く続き、金銭的にはきびしい状態だと伺ったので、最大限サービスさせていただいた。しかし、安くても質を落とすことはしない。

◆ 少しずつではあるが、じょじょに口コミで家族葬ネットのことが拡がりはじめていることを感じた。丁寧な仕事、感動してもらえる葬儀をしていれば必ずひろがる。そう信念をもって取り組もうとスタッフを励ました。

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