家族葬や葬儀で香典を差し出すときは、受付で袱紗より香典を取り、上書きの名前を相手側に向けて両手で差し出します。
香典袋は市販の物を利用されるといいでしょう。まずビニール袋から香典袋を取り出し、表に名前をフルネームで書きます。裏には住所と金額を書きます。そして、本来は袱紗(ふくさ)にその香典袋を包んで持参します。袱紗のない場合は、小さな風呂敷でも構いません。
斎場の受付では、混み合う場合もあります。受付係や会計の担当者は、身内や友人が担ってくれる場合が多いのですから、慣れている人ばかりではありません。会葬者の方が気を使うことが大切です。
私語を慎み、順番まで静に待ちましょう。
香典を差し出すときは「この度はご愁傷さまです」「本日はご苦労様です」と一言声を添えるようにしましょう。