「死後の世界とか、あるいは霊という肉体と離れた個性があるのかないのかということを考える中で、宗教がうまれてきた。人間の根元である死を考えるということはどういうことかというと、「生」を考えるわけですから、人間の生き方を規定していくものになっていくわけです」と井沢元彦氏が「井沢元彦の世界宗教講座/徳間書店」で語っています。
このコーナーでは、それぞれの宗教が、死後あるいは死について、どのように考えているのかを紹介したいと思います。そして、その場合、それぞれの考えは葬儀葬送にどのように反映されているのか、探ってみたいと思います。