家族葬ネットのオリジナル家族葬です。
一般的な仏式葬儀の式場では、祭壇の前に柩が置かれ、経机、僧侶、焼香台、その後にご遺族、ご親族の席が並び、一般会葬者の席が続きます。僧侶はご遺族、ご親族などの会葬者に背を向け読経します。
サラウンド家族葬では、柩に入った故人を僧侶、ご遺族、ご親族など会葬者のみなさまが取り囲み、葬儀をあげます。ご遺族、ご親族のお焼香は、柩に入った故人の顔を見つめながら、お祈りを捧げることができます。
お坊さんを含めて、故人に寄り添いながら葬儀をおこなう家族葬です。
実際におこなう場合は、僧侶の了解が必要です。ほとんどのお坊さんはOKですが、密教の真言宗は断られたことがあります。曹洞宗、臨済宗、浄土宗、浄土真宗、日蓮宗のお坊さんは大丈夫でした。
この家族葬は、儀式そのものの流れは一般葬儀と変わりありません。しかし、葬儀の風景は一変します。背中しか見えなかったお坊さんが、会葬者のみなさんが、全員が、故人のご冥福を真剣に祈ってくださる光景を目の当たりにします。距離が遠かったお坊さんとの関係も身近に感じられます。
厳粛さのなかに心の温かさを感じられる家族葬です。家族葬ならではの葬儀といえるでしょう。