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家族葬


 家族葬とは、本来の葬儀の意味を取り戻す、故人を遺族に取り戻す葬式のことです。
 本来、葬儀は通夜も葬儀も遺族の手でおこなわれるものでした。社会的な別れには、告別式が用意されていました。葬式は、縁もゆかりもない人が参加すべき内容ではありません。故人と遺族との別れの儀式なのです。
 残念ながら、現代の葬儀は虚礼化して、通夜・葬儀が告別式化してしまいました。一旦、告別式化してしまった現代の葬儀を元の形にもどすのは大変なことです。そこで登場したのが「家族葬」という名の本来の葬儀に近い葬儀なのです。

家族葬の特徴_________________

 家族葬は、一般の葬儀のように弔問客の対応や接待に追われ、故人をしのぶ余裕のない形式的な葬儀ではありません。
 ご家族ご親族など内々の方々で、故人のご冥福を祈り、しめやかに偲ぶ送葬です。ご家族と故人がいっしょに過ごす最後のひととき、最後の別れのひとときを大切にしたい、と願っています。

●家族葬の費用は、家族葬ネットでは通夜20名・葬儀10名のパック料金で58万4千円で「花の家族葬」を行っています。
  生花祭壇、通夜料理、告別式料理、寝台車、霊柩車など必要なものがパックになっています。火葬料と式場使用料だけが別料金です。

家族葬の実例_________________

 某大企業の元副社長だったご主人が亡くなられた。退職されて数年がたち、ここ2,3年は闘病生活にあけくれていた。声をかければ数百人以上の弔問客が訪れるのでしょうが、いまさら迷惑をかけたくないという故人の遺志と、病気で倒れるまでは家庭のことはほとんどかえりみない「会社人間」だったご主人を、最後ぐらいは家族だけで過ごさせてあげたいという奥さまの気持ちから、本当の身内だけの葬儀をおこないました。
 後日、家族葬で葬儀をすませたこと、香典・弔問等は固く辞退することを添えて死亡通知を会社に送られました。

家族葬の問題点_________________

 家族葬も最近では認知度がたかまり、違和感のない葬式になりました。ご家族、ご親族でゆっくり過ごせるアットホームな葬儀に、みなさん満足されています。
 しかし、一般の方の中には、家族葬にどう対応して良いのか迷われる方もいらっしゃいます。
 そのために会社や地域に連絡するときは、「家族葬で執りおこないますので、弔問は固くご辞退いたします」と明確に伝えることが大切です。
 そして、葬儀が終わりましたら、早めに関係者に葬儀を家族葬で済ませたことをハガキやお手紙で通知する配慮が必要でしょう。


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