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 最近、テレビ、雑誌などで紹介された形式にこだわらない葬儀を希望されるご家族がふえてきました。
 その多くは、故人の遺言や生前の性格、趣向にふさわしい葬儀を望まれるご家族や、故人との別れの時間をおだやかにゆっくりと過ごす家族葬にしたいと望んでおられるご家族です。
 私たちは、そのようなご家族の想いを形にしたオリジナルセレモニーを演出したいと思っています。それは無宗教葬儀に限られたものではありません。仏式やキリスト教などの宗教式葬儀でも故人とご家族のオリジナリティを盛り込んだ葬儀はいくらでも可能です。

   
 

< ■葬儀の優先順位(誰のための葬儀か) >

 オリジナルセレモニーのキーワードの一つは「誰のための葬儀か」です。葬儀の内容は、優先課題を「故人と家族の別れ」なのか、「世間体を気にする別れ」なのか、「風習や習慣にまかせる別れ」なのか、あるいは「葬儀社が決める別れ」なのか、どれを最優先させるかによって変わります。
 誤解のないようにいっておきますと、一般的にどのような葬儀も「故人と家族の別れ」を大切にします。問題はそれを一番目に大切にするのか、二番目なのか、三番目なのかという優先順位です。
 「故人と家族の別れ」を最優先にしますと葬儀の内容はガラッと変わります。

 

< ■一般的な葬儀は形式、儀式、しきたりを優先する>

 仏式でおこなわれる一般的な葬儀は、式場の一番奥に祭壇と棺を置き、その次に僧侶の机(経机)が置かれ、僧侶は祭壇に向かい、つまり家族と会葬者に背を向けて宗教儀式をおこないます。
 式中に僧侶は、故人が無事に成仏できますよにとお経をあげ、故人をお釈迦さまの弟子として出家させる儀式をおこないます。
 ご家族はそれを背後からながめ、どのような儀式がおこなわれているのか判然としないまま、司会者の指示にしたがい、お焼香をします。
 一般の会葬者の方々は、焼香が終われば、別席に用意された通夜振る舞いをいただき散会します。よく見る光景です。
 つまり、このような形式を優先します。

< ■仏式葬儀でも優先順位がかわれば形も変わる >

 おなじ仏式葬儀でも、「故人と家族の別れ」を優先すると、仰々しい祭壇を必要とはしません。例えば、故人の好きだった花で棺のまわりを飾り、その棺のまわりを僧侶とご家族で囲みます。
 故人は僧侶とご家族に囲まれながら式の中心にいます。僧侶は、ご家族の表情から悲しみを受け止め、儀式の説明をまじえながら供養します。
 ご家族は、僧侶の供養にいっしょに参加しながら、心より追悼します。本来の家族葬です。
 つまり、同じ儀式の中味ながら、優先順位がかわれば形式もかわります。通夜のお食事もこの棺のある同じ部屋で故人といっしょにゆっくりと最後の晩餐を過ごされてはどうでしょうか。

  

<■食事も変わる >

 通夜の料理もいろいろと工夫ができます。故人の遺志で通夜振る舞いをパーティ形式にしたことがあります。オードブルとサンドイッチ、フランスパンそれにワインと温かいスープ。部屋の周りには故人の思い出の写真がギャラリーのように飾られています。

 

< ■祭壇も変わる >

 かつて故人は生前「今度生まれ変わるならパリジェンヌになりたい」といっていたそうで、祭壇はご家族と相談してパリと関係のあるロートレック、ルノワール、ユトリロ、モネ、セザンヌなどの絵画(といってもポスターですが)を何枚も飾る祭壇にしましたこともありました。

 

 

< ■心のこもった葬儀に >

 いろいろな例は、「実録:今月の家族葬」をクリックしてください。私たちは、ご家族のご要望を形にする葬儀を目指しています。「こんなこと無理かな」と思わず、なんでも相談してみてください。
 ご家族のみなさんが故人に「こんな葬儀をしてあげたい」という想いが、故人をほんとうに供養する行為だと思っています。

          

 
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