| |
1900年「夢判断」を出版し20世紀の思想に大きな影響を与えた。10年には国際精神分析学協会を設立する。口中の白板症がガンに変わるまで67歳から80歳まで33回の手術を受け、上顎、口蓋全部を切除し、鼻孔と口腔が一つになり、人工顎と人工蓋と義歯をはめた。そんな中で「神経症と精神病」「幻想の未来」などを著し、患者の治療にあたった。ユダヤ人であったため、ナチ政権に著書を焚書され、財産は没収され、ロンドンに亡命した。その翌年はじめて主治医にモルヒネを請い、安楽死をとげる。ウイーンに残った彼の妹4人はナチスのガス室で殺された。
(人間臨終図巻/徳間文庫聞社 百人の20世紀/朝日新聞社より抜粋) |
|
|