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■バラモン教
古代インドで、バラモン階級を中心として行われた民族宗教。ベーダ聖典を根本として複雑な祭式規定を発達させた。バラモン至上主義、祭祀主義を特徴とする。インドの哲学観念や社会制度の強固な基盤となった。
■因果応報(いんがおうほう)
仏語。現世の善悪の行為が因となり、その報いとして来世の善悪の結果がもたらされること。
自業自得が原則。他業自得はない。親の因果は子にうつらない。
■業(ごう)
サンスクリット語で「カルマ」。行為、行いを意味する。
■煩悩(ぼんのう)
仏語。身心を悩まし苦しめ、煩わせ、けがす精神作用。貪(とん)=欲望をむさぼること・瞋(じん)=怒ること・痴(ち)=無知であること、は根元的な煩悩として三毒という。
■ロゴス
ギリシャ語
[1] 言葉。意味。論理。 [2] 言葉を通して表された理性的活動。言語・思想・理論など。 [3] 宇宙万物の変化流転する間に存在する調和・秩序の根本原理としての理法。
[4] キリスト教では、神の言葉。
■解脱(げだつ)
苦に満ちた輪廻転生の世界から離れること。あるいは煩悩から離れること。
■縁起(えんぎ)
「これあれば、かれあり。
これ生ずれば、かれ生ず。
これなければ、かれなし。
これ滅すれば、かれ滅す」
というように、さまざまな条件を縁として起こり、そして、その条件を滅すれば、それも滅するという関係をさす。
■十二因縁(じゅうにいんねん)
輪廻にまつわる因果関係のメカニズム。
1)無明に因って行(意思)が生じ
2)行に因って識(判断)が生じる
3)識に因って名色(対象を特定)が生じる
4)名色に因って六処<六入> (眼<視覚器官>、耳<聴覚器官>、鼻<嗅覚器官>、舌<味覚器官>、身<触覚器官>、意<思考器官>)が生じる
5)六入に因って触(接触)が生じ
6)触に因って受(知覚)が生じる
7)受に因って愛(渇愛/衝動的欲望)が生じ
8)愛に因って取(執着)が生じ
9)取に因って有(業による輪廻的生存)が生じる
10)有に因って生(再生)が生じ
11)生に因って老死が生じ
12)老死に因って悲しみと憂慮と悩みが生じる
■四聖諦(ししょうたい)
「諦」はサンスクリット語で「サティア」で「真実」を意味する。四つの諦は以下の通り
1)苦諦。この世の一切の物事が苦であるという真実。
2)集諦。苦には原因があり、つきつめれば生へ衝動的な煩悩「渇愛」が、根本であるという真実。
3)滅諦。その渇愛を滅すれば、苦を滅することが出来るという真実。
4)道諦。渇愛を滅する「八正道」という道がある真実。
■梵天勧請(ぼんてんかんじょう)
梵天(古代インドで世界の創造主、宇宙の根源とされたブラフマンを神格化したも)が、このままでは世界に救いがなくなるとして、ゴータマ・ブッダに説法をしてくれと三度も懇願し、ブッダが説法の決意をしたエピソード。
■戒・定・慧の三学
1)「戒」学。戒を守り、善行を行い、悪行をやめる。
2)「定」学。精神統一を行い、心が乱れないようにする。
3)「慧」学。戒・定で煩悩に乱されなくなった心で、物事の真相を見て取ること。
■初転法輪(しょてんほうりん)
「法」は正しい教え。「輪」は古来インドの武器で、車輪の形をした手裏剣のようなもの。正しい教えは、煩悩という敵を滅ぼすので「法輪」と呼んだ。また教えを説くことを「転法輪」という。ブッダが現在のサールナートの地で五比丘を相手に最初に教えを説かれたことを「初転法輪」という。
その中味は
1)苦観(苦楽中道・十二因縁・四聖諦)
2)無常観
3)五蘊非我
■五蘊(ごうん)
「蘊」はサンスクリット語で「スカンダ」、「あつまり、かたまり」を意味する。身心は、5つの固まりが集まったものと仏教ではみる。五蘊は以下の通り。
1)「色」蘊。色かたちの集まり。
2)「受」蘊。感受作用。
3)「想」蘊。識別作用。
4)「行」蘊。記憶力などの作用。
5)「識」蘊。判断作用。
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