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 葬儀社によって葬儀の善し悪しが左右されます。その葬儀社選びが大変です。私たちも家族葬を専門に葬儀を施行していますが、おなじ業界でも安心してまかせられる葬儀社を見つけることは大変です。

 最近は、葬儀社を紹介する会社やNPO、市民団体もあります。しかし、何を基準に葬儀社を紹介しているのか、その理由もわかりません。なかには「いい葬儀社を紹介します」とかかげ、実際は派遣会社に葬儀を丸投げしているところもふえています。

 わたしたちも仕事が重なったときは、既成の葬儀社を紹介していましたが、サービスの内容が著しくおとり、その反省から、意欲のある人材を育てながら、サービスの質を確保しています。

 そのため残念ながら、私たちのサービス対象地域はまだ、東京、神奈川、埼玉、千葉に限られています。そのため他県からの問い合わせに苦慮しています。
 そこで、NPOや市民団体、弁護士のみなさんと議論するなかで、葬儀社選びの基準を絞り込んでみました。

 私たちは葬儀社選びの基本は、「心のこもったサービス」にあると考えています。会社の大きさや、宣伝情報に惑わされないで、そのサービスの中味で判断してください。

 この選定の特徴は、事前に電話で質問するだけで、その葬儀社の体質が分かる仕組みになっています。
 ほんとに「心のこもったサービス」をしてくれる葬儀社なのかどうかチェックできる基準を提示していますので、参考にしてください。

 
   1. 「当日、女性スタッフは何人ですか?」
 
 

 葬儀業はサービス業です。よく旅館のサービスに似ているといわれます。ホテルとはチョット違う、いやしのサービスを指しているのでしょう。

 旅館では、女将と女性スタッフがお客さんをおむえします。葬儀でも弔問客を最初におむえします。親戚の方々も喪主さまにとっては大切なお客さまです。旅館とちがって弔問客は緊張しています。より一層ていねいに対応しなければなりません。受付には、よく気のつく物腰のやわらかい女性がむいています。

 50〜60名以内の会葬者なら、なれていれば2人で対応できます。この受付は、家族葬では、葬儀社のスタッフが担当します。ご家族、ご親戚の方には葬儀に参列してもらいたいからです。ただし、会計については、現金がからみますので身内の方に管理をたのみます。

 また、男性にくらべ女性の方が、赤ちゃんや幼児、子供の対応にもなれていますし、細かなところに気がつきますので安定したサービスが期待できます。同じ女性なら、ご家族・親族の女性の方も気軽に相談できます。


 葬儀社に「式当日、お出でになるスタッフは、男性何人、女性何人ですか?」と聞いてみてください。

 法則その1:「女性スタッフを用意する葬儀社は、気配りのサービスを心がけている

 
 

   2. 「カタログ・資料は送ってもらえますか?」

 
 

 高い買い物をすることになりますから、葬儀社なら、カタログ・資料ぐらいはそろえているとは思いますが、念のため。

 判断材料になりますから、前もって資料を送ってもらいましょう。また、ホームページだけでは、いつでも変更できます。なにかあったときは、書類だけが有効な証拠になりますので大切です。

 送ってもらったカタログ・資料には、祭壇などの料金表と料金のシステムが分かりやすく書かれているか確認しましょう。
 

「カタログ・資料は送ってもらえますか?」と聞いてみてください。


 そして、その葬儀社が使っている見積書(様式)も送ってもらえるかどうかも聞いてみましう。カタログと見積書がセットになっていなけば、わかりやすいです。

 葬儀費用のトラブルの原因は、追加料金です。カタログや見積書にのっていない項目を請求されないようにしましょう。

 見積書の項目・内容があいまいだったり、大雑把だと内容もわからず料金が上乗せされるケースがあります。
 
 法則その2:「分かりやすいカタログ・資料・料金システムは、明朗会計を目指している」

 
 
   3. 「葬儀の記録送ってもらえますか?」
 
 

 家を買うときは、住宅展示場に行くか、すでに建っている住宅を見にいきます。車を買うときにも、一度は試乗しますよね。カタログだけで買いませんよね。葬儀も本当は「試乗」したいところですが、実際の葬儀に参加することは難しいです。プライバシーの問題もあります。

 そこで、実際にどのような葬儀をしているのか、どのようなサービスをしているのか、箇条書きでもいいですから、他社とはちがう具体的なサービス内容や2〜3の実例を送ってもらえるか聞いてみましょう。
 「弊社の葬儀は、まごころを込めて、サービスします」では、具体的な内容はわかりません。

 「葬儀の記録はありますか?あれば送ってもらえますか?」と聞いてみてください。まごごろを込めたサービスの具体例を聞きましょう。また、記録を取っているところは、社内で反省会をしてるはずです。
 
 法則その3:「葬儀の記録を取っているところは、サービス向上を目指している」

 
 

   4. 「掃除もお願いできますか?」

 
 

 あるご自宅で葬儀をしたとき、式場となる部屋と玄関まわりのほこりを落とし、雑巾がけをしました。たまたま、喪主の妹さんが葬儀専門の花屋をしていたのですが、その妹さんに言わせると「最近の葬儀屋は、汚れを幕でかくすだけだけで、掃除まではしない」と感心していたそうです。

 どんなにきれい好きなご家族でも、連日の看病と悲しみで家の掃除まで気がまわりません。まして、式当日は親戚の方の接待におわれ、掃除どころではありません。

 でも、きれいな部屋で、きれいな玄関から故人を送りだしたいのは誰しもおなじ気持ちです。その配慮をするのが葬儀社の役目なんです。
 ご家族の立場に立って葬儀をしてもらえるかどうか、この掃除で判断できます。

 ご自宅で葬儀をする場合、「部屋に荷物が多くて、掃除も出来ない状態ですが、どうすればいいでしょう?」と聞いてみてください。

 ご自宅で葬儀をしないときでも、ご自宅から式場へ出棺されるときは玄関の掃除ぐらいは、あたり前です。
 「出棺のとき、玄関の荷物とか、掃除はどうすればいいでしょう?」と聞いてみてください。「そのままで結構です」の回答だけでは、本当にそのままほっとかれるかも知れませんので気をつけてください。
 
 法則その4:「積極的に掃除をするところは、家族の気持ちになって葬儀をしようとしている」

 
 

   5. 「支払いはいつまでですか。どのような支払いになりますか?」

 
 

 私たちは、通夜、葬儀が終わって、翌日以降、一週間以内を目安に喪主さまの都合のよい日におうかがいするようにしています。

 お支払いは銀行振り込みでかまいませんが、私たちの葬儀についてご意見、反省点、スタッフに落ち度がなかったか率直にお聞きするためにおうががいします。このときが一番緊張します。でも、お客さまのご意見は大変参考になります。

 そして、ご家族のみなさんにとっては、まだ葬儀は終わっていません。役所の届出や遺品の整理、処理、四十九日・納骨と続きます。はじめての場合は、相談事もまだいっぱいあるでしょう。後フォローも葬儀社の大事な仕事です。

 お客さまにとっては、葬儀が終わって落ち着きたい気持ちもあるでしょうから、一週間の余裕は必要でしょう。

 葬儀社の中には葬儀の翌日に支払うように強引に押しかけるところもあると聞いています。また、葬儀が終わり、その日に請求書と振り込み用紙を渡したり、郵便で送りつけてくるところもあるそうですが、意見・批判は受け付けないと言った態度なのでしょう。

 「支払いはいつまでですか。どのような支払いになりますか?」と聞いてみてください。
 
 法則その5:「この支払いの期日と支払いの方法は、その葬儀社の体質を知ることができる」

 
 
         
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